コンクリートにこだわりぬいた実直経営

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プレスリリース

越野建設のプレスリリースです。

2010年12月07日

建物の寿命を長くする「結晶化コンクリート」を発売

東京北区を中心として、強さと優しさ「ヴェージュ®」ブランドを持つ創業99年の中堅ゼネコン、越野建設株式会社(代表取締役 越野充博)は、2010年12月8日より、当社が得意とするコンクリート技術を駆使して、「結晶化コンクリート」を発売いたします。

■「結晶化コンクリート」とは
強度と耐久性に富んだ高品質の鉄筋コンクリート建物をつくりあげるための様々な技術的取り組みや一連のプロセスを経て作られたコンクリートブランドです。

「コンクリート」は、砂利・砂などの骨材(コツザイと読みます)をセメントと水とからなる結合材(セメントペースト)と混合して練り、硬化結合させて造ります。そのセメントは、もともとは石灰石ですからコンクリートは、いわば「石」の親戚のようなものです。セメントペーストは、セメントと水が化学反応を起こして珪酸カルシウムを主成分とした「ガラス質の結晶」をつくります。この結晶が砂利・砂を強固に結合して「人工の石」ができるのです。したがってこの結晶の出来不出来は、完成したコンクリートの品質を大きく左右することになります。

特にコンクリートの硬化し始めの数日間は、コンクリート表面付近の結晶化が不十分であるため、露出面からの水分の蒸発が多くなりがちなため、その水の体積に相当する分の収縮が生じて、ひび割れを起こしやすくなります。このような「乾燥収縮ひび割れ」の発生を極力防ぐために、コンクリート表面付近の「ガラス質の結晶化」を促進してコンクリートの水分の蒸発を防ぎ、同時に内部の結晶化を促進して強度と耐久性に富んだ高品質の鉄筋コンクリート建物をつくりあげるための様々な取り組みや一連のプロセスを経たものが、越野の「結晶化コンクリート」です。

■「結晶化コンクリート」を作り出す取り組み
当社では2005年より、強度と耐久性に富んだ高品質の鉄筋コンクリート建物をつくりあげるため「RC品質向上プロジェクト委員会」を設置し、鉄筋コンクリート施工技術の原点を見つめ直し、より一層の品質向上を目指しています。
①物件ごとの目標品質や、季節・環境に応じたコンクリートの配合計画及びプロセス管理の徹底
②鉄筋・型枠の厳重な品質チェックを実施する検査・監理体制
③最高をめざした質の高いコンクリート打設技術にこだわり、水分量の少ない良質なコンクリートを密実に充填するため「再振動」という難易度の高い技術を採用
④コンクリート打設後は、一定の強度に達するまで散水等による適切な養生を実施

■「結晶化コンクリート」のお問い合わせはこちらへ
越野建設株式会社    広報担当:企画開発部 土屋
東京都北区王子4-22-9
TEL:(03)3913-4511   フリーダイヤル:0120-322-088
URL: http://www.e-koshino.co.jp/     Mail: tsuchiya@e-koshino.co.jp