若手現場監督による既成杭の生産工場見学会を実施しました

越野建設では工事に携わる若手技術者に向け、技術的な知見を深められる機会を研修として実施しています。

今回は建築資材の一つであり、建物における構造の重要な要素を受け持つ杭の生産工場を弊社の若手現場監督13名にて見学してきました。

建物の杭は、工事現場で生コンクリートを打設し施工する現場造成杭と、工場で制作された杭としての完成品を工事現場に搬入し、現場でつなぎ合わせて施工する既成杭があります。

今回の工場では、既成杭の一つである、PC杭(プレキャストプレストレスコンクリート杭)の生産について見学しました。

この工場は、業界で唯一東京都内に立地し、150人を超える従業員数が月産2万トンもの製品生産に従事する大規模な工場です。

工場での当該杭の製作工程は、PC鋼材切断→鉄筋かご組→端部金具取付け→型枠組み込み→コンクリート投入→かご筋緊張→遠心力締固め→一次養生→脱型→製品中間検査→二次養生→品質検査試験→付属品溶接→出荷 となりますが、上記一連の流れについて説明を受けながら製造ライン見学しました。

そのほかにも、工場概要から製造方法の説明、試験室の見学、工場職員の方による質疑応答などもあり、参加した若手現場監督には、日々の現場業務だけでは得られない大変貴重な知見を得る機会となりました。

越野建設では、今後も技術者の知見や能力の向上につながる研修を行い、高い品質の建物を提供し続けることができるよう努めてまいります。

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